外来化学療法センター
施設について
点滴治療を受ける外来患者さんに対し、安全で安楽な治療環境を提供することを目的に、平成18年4月に開設されました。
外来化学療法センターには、9床のベッドと11床のリクライニングチェアの合計20床のブースがあり、パーティションにより個室化されています。また、液晶テレビ、DVDを配備し快適な治療環境の提供に努めています。薬剤室にはクリーンベンチと安全キャビネットがあり、専任薬剤師による無菌的かつ安全な環境で調製が行われています。
外来化学療法センターのスタッフは、センター長、副センター長の医師各1名、専任薬剤師、常在看護師で構成しています。医師は各科主治医がon callにて対応しています。化学療法に関しては予め委員会で承認されたプロトコールのみを使用可能としています。看護師はルート確保や薬剤接続などの安全な点滴管理に努めることに加え、十分な説明により患者さん自身がより早く異常に気付くことができるように働きかけています。また、感染予防?悪心?食欲不振時?脱毛などの対処?治療期間中の活動などに対して指導を行っています。専任薬剤師は、専用薬剤室での抗がん剤の調製のほか、がん化学療法のプロトコールにおける安全性のチェックを最新の情報をもとに行っています。また、休薬期間のチェックや投与方法の詳細についての確認作業と患者さんへの情報提供を行い、より安全で確実な外来化学療法の実施に努めています。
スタッフ紹介
センター長
田邊 裕貴タナベ ヒロキ
副センター長
更科 岳大サラシナ タケオ