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内科学講座 循環器?腎臓内科学分野

内科学講座 循環器?腎臓内科学分野

内科学講座 循環器?腎臓内科学分野

講座について

 旭川医科大学 内科学第一講座(通称一内)は、1973(昭和48)年9月29日に旭川医科大学の開学と同時に発足しました。初代小野寺壮吉教授のもと8人のスタッフから始まり、1992(平成4)年第二代?菊池健次郎教授、2007(平成19)年第三代?長谷部直幸教授を経て、2023(必威体育app下载5)年10月に内科再編(循環器?腎臓内科学分野と呼吸器?脳神経内科学分野に再編)の後、2024(必威体育app下载6)年7月、第四代?中川直樹教授が循環器?腎臓内科学分野教授に就任されました。
 開設時より当教室は、循環器、呼吸器、神経、腎臓の生命に直結する内科領域を担当し、各疾患の高度の診断と先進治療、そしてこれらの成因、病態に関する基礎的?臨床的研究を行ってきました。高齢化社会を迎えて、我々が担う領域の疾患患者はその数を増し、当教室への期待は益々高まりを見せています。道内外を問わず、各地の関連病院では、経験を積んだ多くの同門先輩の医師が活躍しており、それぞれの地域に高度な医療を提供しています。
 当科は講座開設50周年を迎え、同門会員は280人を抱える大教室へと発展しました。今後も旧第一内科の繋がりを保ちながら、さらに新しい教室員が加わり、先進医療?地域医療を通じてのみならず、世界に向けて新たな情報を発信し続け、医学の発展に貢献する教室として発展することを確信しております。

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スタッフ紹介

教授、循環器内科?腎臓内科 科長

中川 直樹ナカガワ ナオキ

講師、循環器内科 副科長

竹内 利治タケウチ トシハル

助教(学内講師)

田邊 康子タナベ ヤスコ

助教(学内講師)

蓑島 暁帆ミノシマ アキホ

助教(学内講師)(透析センター)

松木 孝樹マツキ モトキ

助教

河端 奈穂子カワバタ ナオコ

助教

青沼 達也アオヌマ タツヤ

助教

木谷 祐也キタニ ユウヤ

診療助教

徳野 翔太トクノ ショウタ

特任助教

佐久間 寛史サクマ ヒロフミ

特任助教

渡辺 栞ワタナベ シオリ

教授(教育センター)

佐藤 伸之サトウ ノブユキ

准教授(臨床検査?輸血部)

坂本 央サカモト ナカ

助教(リハビリテーション科)

伊達 歩ダテ アユミ

教育

循環器内科

学生講義 医学科3年心肺病態制御医学(循環器病学全般、検査法、心電図、高血圧、虚血性心疾患、心不全、心筋症、弁膜症、不整脈、動脈硬化など)
臨床実習 心電図、不整脈、カテーテル検査?治療などに関する少人数のクルズス。
臨床実習 カテーテル検査、アブレーションやTAVIなどの最新の治療の見学。
臨床実習 ポリクリにおける身体診察実習、特に聴診所見のポイントについて解説。
臨床実習 カテーテル検査および治療に関して、人体モデルを用いたハンズオン実習。

腎臓内科

担当講義 医学科3年 生体調節医学(腎炎、ネフローゼ症候群、その他の腎疾患、急性腎不全、慢性腎不全、腎透析、酸?塩基平衡)
担当講義 医学科4年 健康弱者のための医学(透析)、臨床疫学(循環器疾患の臨床疫学)、医療情報学(医療情報管理入門)
担当講義 看護科2年 臨床病態治療学Ⅱ(腎疾患?透析療法)

研究

循環器内科

基礎研究 敗血症性心筋症におけるβ3アドレナリン受容体の誘導型NOS調節機構の解明
基礎研究 IGF-2陽性iPS細胞由来心筋前駆細胞の樹立と 機能解析及び心筋移植効果の検討
基礎研究 動脈硬化プラーク病変の進展制御に関する新規血管成熟化因子NInjurin1の検討
基礎研究 糖尿病病態下の大血管リモデリングに対する新規血管形成因子Ninjurin1の検討
基礎研究 癌化学療法性心筋傷害の診断指標及び治療標的分子としてのAPE1の意義に関する研究
臨床研究 乳癌患者におけるトラスツズマブ関連心毒性の新規バイオマーカーlncRNAの探索
臨床研究 冠動脈プラーク内血管の三次元解析によるプラーク不安定化に関わる血管形成因子の同定
臨床研究 熱ショック蛋白を介するポストコンディショニングの心保護効果の解明
臨床研究 サルコペニア合併虚血性心疾患に対する心臓-骨格筋連関の機序解明および治療法の開発

腎臓内科

治験参加 ?C3腎症患者を対象とした、iptacopan(LNP023)の有効性及び安全性を評価する、多施設共同、ランダム化、二重盲検、プラセボ対照、並行群間比較試験
治験参加 ?ネフローゼ型膜性腎症に対するリツキシマブ(遺伝子組換え)の有効性及び安全性を検証する多施設共同プラセボ対照無作為化二重盲検並行群間比較試験(PRIME試験)
基礎研究 ?慢性腎臓病進展におけるmiRNAsの役割解明
臨床研究 ?慢性腎臓病患者に対するスマートフォンアプリを活用した自己管理支援に関する多施設共同介入研究

その他

循環器内科

学会活動 日本循環器学会、日本高血圧学会、日本心不全学会、日本不整脈心電学会、日本超音波医学会などでの専門医を多数取得。
高難度医療 経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)の専門施設を取得。
高難度医療 経皮的僧帽弁接合不全修復術(MitraClip)、経カテーテル心房中隔欠損(ASD)閉鎖術の施設認定を更新。
高難度医療 経皮的左心耳閉鎖術(Watchman)、経皮的卵円孔開存(PFO)閉鎖術の施設認定を新規取得。
高難度医療 重症心不全に対する補助循環用ポンプカテーテル(IMPELLA)の実施
高難度医療 慢性血栓性肺高血圧症に対する肺動脈バルーン拡張術(BPA)の実施