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    教授
    挨拶
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旭川医科大学眼科学講座 主任教授 長岡 泰司



旭川医科大学眼科学教室のホームページをご覧頂き、誠にありがとうございます。教室を代表して、一言ご挨拶させていただきます。

私は北海道北部の下川町に生まれ、その後道東の美幌町、そして高校卒業まで道北の名寄市で過ごした生粋の「道産子」です。子どもの頃は身体も弱く、体調を崩しては町で一人しかいない小児科の先生に助けていただきましたが、同時に北海道の地域医療の厳しさを間近に感じて育ちました。「北海道の地方でも都会と同じ医療が受けられるようにしたい」との思いが、医師としての私の原点でございます。この思いを実現すべく、旭川、アメリカ、そして東京で研鑽を積み、そしてご縁がありまして再び母校に赴任し、北海道のために働く機会を頂きました。初心を忘れず、その実現に向けて全力で取り組みたいと思います。



旭川医科大学眼科学教室の目標は明確です。現在の医療水準でできることを北海道でもきちんと実践し、住民の皆様の大切な視覚をしっかりと守って行きたいと考えています。そのためには、患者様お一人お一人に真摯に向き合い、的確に病気を診断し、適切な治療法を選択してそれを実践する能力を身につけた医師を育成し、大学および地域基幹病院で活躍してもらえる環境を整備したいと思います。

私が眼科医になって30年近くになりますが、この間眼科の診断?治療は大きく進歩しました。たとえば昔は白内障手術も片眼だけで1、2週間の入院は当たり前でしたが、今は両眼同時日帰り手術も行われるようになりました。その一方で、現在の医療ではどうしても診断できない原因不明の目の疾患や、治療しても視覚が十分に改善させられない疾患もたくさんあり、我々にはまだまだ解決すべき課題がたくさんございます。

旭川医科大学眼科学教室では臨床に並行して研究も精力的に行い、医療水準の向上に貢献したいと考えています。そのためには研究環境を整備するとともに、医局員は楽しくやりがいを持って臨床と研究を両立できる環境を整備したいと思います。旭川から日本そして世界に向けて研究成果を発信できるよう努力を続けたいと思っています。

これらの臨床および研究面での目標を達成するために、志を高く持ち日々努力を惜しまない優秀な眼科医を教育しなければなりません。私は教育こそがもっとも重要な大学の使命であると考えています。眼科に入局してくれた医局員一人ひとりの個性を見極め、長所を大きく伸ばし、常に向上心を持ちながら最高水準の眼科医療を北海道にもたらすことのできるプロフェッショナルな医師が集う医局にしたいと願っています。

旭川医科大学は、脆弱な北海道の地域医療を支えるという地域住民の皆様の悲願のもとで設立されました。この建学の精神を忘れることなく、通院して下さる患者様とそのご家族、さらには住民の皆様のご期待に応えられる眼科医療を実現できるよう努力したいと思っています。皆様、どうぞよろしくお願い致します。


必威体育app下载6年4月

長岡泰司


(略歴)

1994年  旭川医科大学医学部卒業、旭川医科大学眼科学教室入局

2000年  旭川医科大学大学院医学研究科 修了

市立旭川病院眼科

2001年  旭川医科大学眼科 助手

2005年  テキサス A&M大学 Research Scientist

2007年  旭川医科大学眼科 講師

2013年  旭川医科大学眼科 准教授

2017年  日本大学医学部 視覚科学系眼科学分野 准教授

2019年  日本大学医学部 視覚科学系眼科学分野 診療教授

2023年10月 旭川医科大学眼科 眼科学講座 主任教授

現在に至る

ご連絡

ご質問がありましたら、下記フォームからお願いします。

北海道旭川市緑ヶ丘東2条1丁目1?1

+81 166 68 2543

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